九河あおぞら幼稚園では、週3回の課外教室を設けています。当園は、文部科学省幼稚園教育要領に基づいた教育を行っていますが、教育要領の中に含まれない内容の保育ニーズがあるこの頃。
また、せっかくの中国生活ですから、中国の生活経験もしたいという要望から生まれた課外のコース内容も設定しています。今回は、その第一段としてマーガレットクラブのジュニアコースを紹介します。
マーガレットクラブとは、ひらがなの読み書きを習得するクラスです。ジュニアコースは、着席の仕方や鉛筆の持ち方、ノートの押さえ方、筆箱の効率の良い設定場所、消しゴムのカスの処理など、字を書く前の指導から始まります。
コースは5月から始まりますが、鉛筆を持つ準備ができるまでに若干の時間がかかります。鉛筆を持つことができるようになったら、ワークブックで線書きのおけいこを開始します。
ひらがなを初めて書いた時を思い出してみて下さい。恐らく、『なぞる』ことから始まったと思いますが、その『なぞる』ことをする為には、線の上で鉛筆を上手に滑らせることが大切です。
この『文字をなぞる』為の準備を半年間かけて行います。
教材を使い、左から右へ 右から左へ 上から下へ 下から上へ 右上から左下へ 左上から左下へなどの、直線の練習を行います。
直線が終わると、波線や回転などを入れていきます。終盤には、白抜きの迷路の中心を上手に通ることができるようになります。
実は、この線書きが一番重要であり、また難しいものなのです。文字を書くようになれば、きれいに書くことができなくても、『判別』なる方法で読み取ることができます。しかし、線書きの段階では、線をはみ出してしまえば、線を書いたことにはなりません。年中から開始するマーガレットクラブですが、最初は午後2時という時間に睡魔と闘う園児もいます。それでも集中することを繰り返し、集中時間が増し、『できる楽しさ』や『書く喜び』を味わうことができるようになり、大きな花丸を目指して頑張っています。
ジュニアコースの後半になると、いよいよ文字書きの開始です。「し・つ・く」などの、一筆書きの指導を開始します。
このマーガレットクラブへは、年中以上の園児が全員参加しています。この活動によって、絵画制作においても、力強いタッチの絵を描くことができるようになりました。力強い絵は、とても鮮明で、自身の経験などをリアルに表現できます。
九河あおぞら幼稚園は、3学期制度ですが、課外クラスは2期制を設けています。当園では、日常生活では思いっきり遊ぶことを目標としています。その通常保育とのメリハリをつける為に、セメスター制度を導入しています。職員もこれによって、保育時間と課外保育時間の切り替えが鮮明になっているのは、言うまでもありません。
このマーガレットクラブについて、多くのお問い合わせをいただいておりますが、現在は課外として行っておりますので、対象は園児のみです。
今後、土曜クラス(フリージアクラブ)において設定を検討しておりますので、興味のある方は園まで直接お問い合わせ下さい。マーガレットクラブは、書き方に限らず、言語指導もあわせて行いますので、現地の幼稚園やインターナショナルスクールに通園の子女に最適のクラスです。
次回は、マーガレットクラブ(アドバンス)の活動を紹介します。マーガレットクラブジュニアコース担当の伊津野でした。