7月10日~11日に年長さくら組のお泊まり保育を行いました。
お泊まり保育では、家族から離れて友だちや先生と一緒に幼稚園に宿泊し、食事や入浴などの生活を自分たちだけで行い経験します。また年中ばら組の園児を夕食に招待します。さくら組の園児は、当日までに夕食と翌日の朝食の献立を考え、役割を決めてお泊まり保育当日をとても楽しみにしていました。プール活動でシャワーを浴びる際もお泊まり保育を目指して、頭や体を自分で洗えるようにと一生けんめいに体を手でこすり、洗っていました。
当日集合時間前から大きな荷物を抱えて嬉しそうに顔を玄関からのぞかせていました。登園すると、嬉しくて大はしゃぎする園児や不安や緊張を隠しながらも平全を装っている様子の園児もいました。
登園後、荷物の整理をします。これから調理や食事で使うもの、入浴で使うもの、翌日の衣服をそれぞれの場所に設定し、使いやすいように整理することを学びました。
次はエプロン、三角巾をつけて夕飯作りです。
今回の献立は(1)手打ちうどん (2)ハンバーグ (3)かっぱ巻き (4)ピザ (5)桃ゼリーです。
メニューは、年長組みんなで話し合って決めました。
(1) 手打ちうどんは、当日の保育中にさくら組みんなで小麦粉をこねました。お泊まり保育では、生地をのばして細く切りました。
天津は小麦の地です。そんな場所柄、地元の物を日本料理にする経験を先生の提案によって実現しました。
(2) ハンバーグ担当の園児は、ひき肉を丸めてハンバーグの形に整えていきます。後はオーブンで焼きます。
(3) かっぱ巻き担当の園児は、まきすの上に、のり、酢飯、きゅうりの順に置きくるくると巻いていきます。まく時にきゅうりが苦手な園児が一言「きゅうりは、いらなんだけどなぁ」ですって、思わず「きゅうりがなかったらかっぱ巻きにならないでしょ!」と突っ込んでしまいました。
(4) ピザ担当の園児は、ピーマン、玉ねぎ、ハム、スライスチーズをプラスティックナイフで切り、生地にトッピングをしました。
(5) ゼリーは、当日の保育中にみんなで寒天を溶かしてももジュースを注いで冷蔵庫で冷やし固めました。
それぞれの料理が出来上がる頃、招待された年中児が登園してきました。さくら組はみんなで協力して順番にさらに盛り付けて食事の準備をしました。
さあ、食事の時間です。「いただきます!」
招待されたばら組はいつもと違う雰囲気に少し緊張気味の様子でしたが、「全部さくら組が作ったんだよ」と教えてもらうと「すごいね!」「おいしいね!」と嬉しそうに食事をしていました。また、来年さくら組になったら自分たちも作るのだということを知り、今からとても楽しみにしているようでした。さくら組に憧れる気持ちが強くなりました。
さくら組の園児は、自分たちで作った料理はやっぱり特別においしく、何度もおかわりをしていました。「うどんはこうやって伸ばして切って作ったんだよ」などと自信満々に教えてあげていました。
夕食が終わると、自分の使ったお箸セットを洗い、入浴の準備です。
九河の低層棟のお風呂をお借りし入浴しました。まずは、髪の毛の長い女の子から入りました。それには男の子も「え~!ずるい!」とちょっと不満の様子。
浴槽の中のあわあわお風呂に大興奮しながら、体の汚れを流して浴槽へ!「きゃあ~!」「あわあわだぁ~」と楽しい声が響いていました。あわを顔や頭につけて「ひげ!」などとお友だちとの入浴に大はしゃぎの様子でした。体が温まったら順番に頭と体を洗います。いつもはお家の人に洗ってもらっている園児も今日は自分で洗えました!!
お風呂から上がり幼稚園に戻ると、「お風呂あわあわだったんだよ!」「○○君がひげにしたんだよ」などと幼稚園にいた先生たちに全部報告していました!
お風呂の後は、お楽しみのデザート、フルーツヨーグルトを食べて、歯を磨き、寝る準備をしました。みんなで協力してベッドマットレスにシーツを敷いていきます。「もっと引っ張って!」「これじゃ、ぐちゃぐちゃだよ!」「ピーンとして!」などと声をかけ合いながら上手に敷くことが出来ました。
寝る準備が出来ると「蛍をしようよ」と部屋を暗くして、月刊誌の光るページを開いて、「ほら光った!!」と見せ合っていました。「幼稚園の電気、全部消して!」とのリクエストに本当に真っ暗にしても、お友だちと一緒だからか怖がる園児もいなくみんな楽しんでいました。電気をつけると「あ~あ」と残念がるほどでした。
消灯の時間です。自分たちでどのように並んだらみんなで寝られるかを考えながら、それぞれの場所を決めていきます。初めはいろいろな方向に頭があったり、足と頭が向かい合ったりしていましたが、先生からのアドバイスを聞いて、「足と足を合わせよう」と決まり、2列に並んで寝ることにしました。
横になっても興奮が冷めないようで友だちとおしゃべりをしたり、体を動かしてぶつかってみたり、落ち着かず、いろいろな場所に移動する園児もいました。一人がトイレに行けば「僕も」「私も」と次々に連なってトイレへ。時間が経つにつれ、だんだんと落ち着き、みんなぐっすり寝ることが出来ました。
年中ばら組の辻でした。