九河あおぞら幼稚園では、9月13日に運動会を開催しました。
海外にある小さな幼稚園ではありますが、“日本にある幼稚園と同じこと”を経験させたいという熱い思いから様々な競技を取り入れています。
かけっこ、玉入れ、綱引き、リレー、親子競技、お遊戯など・・・。
しかし、ここでは“日本にある幼稚園とは違うこと”もやっています。それは、先生がなるべく前に出ないということ。
年長児が役割分担をし、全園児を誘導します。整列を誘導するのも、玉いれの玉を数えるのも、綱引きの綱を並べるのも、開会式の司会をするのも、開会宣言も閉会宣言も年長児です。
教育方針にもあげているように、「大人(先生)と同じことができるという喜びは、生活への自信に繋がります」 生まれてまだ5年で、先生と同じことができた年長児の誇らしげな表情はとても印象的でした。
年中、年少児も負けていません。全園児が運動会のポスターを描き、幼稚園付近に掲示しお客様をご案内する経験もしました。
万国旗を繋いで紐結びの経験をしたり、道具を運んだりと行事の運営から参加させることで、普段では経験できないことが経験できることこそ本来の行事の意味だと思います。
言葉の練習も忘れてはいません。玉入れの後、「何個でしたか?」と聞かれれば「○個でした」と答えます。「どちらが多いですか?」と聞かれれば、「○個が多いです」と答えます。
日本語って難しいですよね。しかし、こういった場面で遊びながらの日本語の勉強は子ども達にとって楽しいものであり、効率の良いものでもあります。
そういった教育を行っているのがここ九河あおぞら幼稚園です。
中国は丁度中秋節でした。中秋節には家族が輪になって、月餅を食べ家族の健康と多幸を祈ります。当園では、お母様手作りのお弁当を家族が輪になっていただき、家族の健康と多幸を祈りました。
最後に忘れてはならないのが、保護者の皆様への感謝です。自由参加の一般競技では、「出たい方~」と声をかけると全保護者様が立ち上がって下さいます。しかも、必ず一番に立ち上がって下さるお父様が1名いらっしゃいます!子どもへの熱い愛情の現われをひしひしと感じます。小さな幼稚園ですので、応援の機会に恵まれません。子ども達はずっと競技に出続けるわけですが、応援をする機会を与える一般競技は、保護者の皆様のご協力なしには成り立たないものです。そんな当園の保護者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいになった温かい運動会でした。
「はりきって運動会」 会場にいる大人が一丸となって、園児達の活動を支えた運動会でした。
年中ばら組の伊津野でした。