天津の日本人駐在員の皆様に安全で快適な幼児教育の場 九河 あおぞら幼稚園

野菜作り

 6月に入り天津は夏真っ盛り。例年に比べ若干涼しく、過ごしやすい夏となりました。
5月に種を蒔いた花や夏野菜の移植を終え、元気に育っています。
0806.jpg朝顔、ひまわり、おじぎ草、二十日大根、三つ葉、バジル、大葉、西瓜、胡瓜。今年はたくさんの種を蒔きました。植物の成長過程を学ぶのも大切なことですが、今年は子ども達の特別な思いがあります。
 中国四川省で5月に大規模な地震があり、近辺の幼稚園も被害を受けました。同年代のお友達が幼稚園に通えなくなっていたり、両親と離れ離れになっていることを知り、助け合いの気持ちを育てる機会となりました。
園児に「どうしたら手伝ってあげられるか」を尋ねたところ、「おかあさんにきいて、いいよっていわれたら、わたしのうちにきていいよっていう」「おとうさんがおやすみのひに、ごはんをもっていってもらう」等の声が聞かれました。この地震被害に興味を持っていることが分かります。
そして、様々なところで地震被害への支援が行われておりますが、当園では義援金の本来のあり方について考えました。一般的には、義援金や救援物資を募集することが考えられますが、子ども自身が働いているわけではありませんので、間接的な支援にしか過ぎません。子ども達への最大の教育効果を考えると、子ども自身が参加する支援にしたいという結論に達しました。
保育活動の中で話し合いを重ねた結果、
①畑で採れた野菜を販売しそれを義援金とする。
②誕生会で作っているカレーライスのお替りを止めて、そのお替り分のカレーライスを届ける。
ということになりました。先ず実行できるのは、②です。カレーライスを届けることは難しいので、お替り分のお米の代金を寄付することを決定して実行しました。全園児が一丸となって、いつもは何杯もお替りするカレーライスのお替りをぐっと我慢しました。「せんせい、こっそりおかわりしてない?」と職員の食事を確認する園児もいました。大好きなカレーライスをお腹いっぱいに食べられない経験をした園児達の心には、いつもの満腹になった時以上の幸せな気持ちが宿ったと思います。
 次は、野菜の収穫です。毎日水を遣り、幼稚園が休みの土日もお家の方と一緒に水を遣りに来る園児もいます。保護者の皆様のご理解とご協力の賜物で、子ども達の心の成長と植物の成長がとても嬉しい夏になりました。
 今月の担当は、年中ばら組担任の伊津野でした。

ぜひお問い合わせください。お電話で86-22-2455-7997まで。ホームページからはこちらをクリック!
『天津生活ガイド
~幼児帯同者向け~2008年版』小冊子無料プレゼント中 お申し込みはこちらから